大鏡CREマネジメント研究所
企業不動産=CRE戦略による企業価値向上をサポート!

【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CRE フォーシーズンセミナーVol.9 報告

”企業の持続的成長につなげる” 不動産戦略とは

大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンズセミナー vol.9 が 2月13日(木)沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)にて開催され、沖縄県内企業様(14社)に参加いただきました。

第1部「最新版 全国と沖縄の不動産市況分析」

大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日
大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

第1部では、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者である 吉崎誠二氏を講師に迎え、最新データを使った全国と沖縄の不動産市況の分析や、今年2020年に開催される東京オリンピック後の不動産価格などの市況について、沖縄の住宅事情、中小企業における不動産活用、CREにおけるパートナー企業選び などについて講演いただきました。

<第1部のポイント>

  • 近年の不動産市況と金利動向
           - 沖縄の市況
           - オリンピック後はどうなるか
  • 沖縄県における今後の住宅需要予測
  • 沖縄の住宅事情
  • 企業と不動産のあり方の変化
  • 中小企業における不動産活用
  • CREにおけるパートナー企業選び
  • 近年の不動産市況と金利動向 – 沖縄の市況

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    沖縄県の地価公示の増減率を見ると、住宅地も商業地も上昇が続いてきていますが、吉崎氏によると、この伸びも次第にとまってくるのではないかと予想しています。

    また、沖縄不動産市場DI推移(賃貸動向)データを見ると、高値が続いています。賃料は、景気の影響から少し遅れて数字が変化してくるため、あと数年はこのままの高値が続くのではないかと予想されます。

    近年の不動産市況と金利動向 – オリンピック後はどうなるのか

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    今年2020年、いよいよ東京オリンピックが開催されますが、市況はどうなるのでしょうか。

    オリンピック開催前~開催年~開催後 に分けて解説していきます。

    ★Point:不動産価格に直接影響する要因(出来事)は『インフラ整備が進むこと』★

    【開催前(オリンピック決定~開催年)】

    まず、オリンピック開催が決まると、次の事が確実に起こります(過去の事例)。

  • 外国人観光客が増える⇒ホテル需要の高まりからホテルが増える
  • 開催都市で、インフラ整備が一気に進む
  • 特に、東京や沖縄ではマンションに近い、中型のホテルが増える傾向にあります。
    中型のホテル=マンション用地と競合しますので、価格上昇が起きます。

    【開催前(オリンピック開催年~3年間)】

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    当然のことながら、ホテル不動産は厳しくなります。
    外国人観光客が減る⇒供給過剰になる⇒単価が下がるからです。

    一方、住宅価格(不動産価格)はどうなるのでしょうか。

    マスコミなどでは、下がると言われているようですが、実は過去のケースを見ると、オリンピック後も4年程度は価格が上昇するというのが定番です。
    東京の場合、オリンピック開催決定からの6年で約1.3倍になりましたが、この後の上昇幅は少ないのではないか?と予想されます。

    沖縄県における今後の住宅需要予測

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    沖縄県は人口が増え続けていますが、2025年~2030年頃をピークに、その数は減少傾向にあると予想されています。
    その一方で、世帯数・単独世帯数・ひとり親世帯数の予測データを見てみると、今後ますます伸びていくと予想されています。
    住宅は、世帯で住みますので、世帯数が増えれば その分 住宅のニーズが増えるということにつながりますので、
    今後も住宅のニーズは増えていくことが分かります。

    持ち家比率が全国で1番少ない沖縄 ~賃貸大国~

    都道府県別の持ち家比率の比較を見ると、沖縄県は、全国で一番持ち家を持たない=賃貸住まいの多い県です。

    全国的には、東日本が持ち家比率が高く、西日本が持ち家比率が低いという傾向にありますが、
    恐らく、文化の違いではないか、と言われています。(持ち家でなくても賃貸でいい、的な)

    県外からの移住者も多い沖縄では、そうした移住者は恐らく賃貸住宅に住む傾向にあるということと、
    特に那覇市では、仕事の関係で沖縄県内の他地域から引っ越してくる人も多く、内地で言う「東京化」が進んでいるのも要因でしょう。
    まさに沖縄は『賃貸大国』なのです。

    世帯類型別持ち家比率を見ても、親族世帯での持ち家比率が全国で最も少なく、単身世帯の賃貸比率が全国的に見ても多くなっています。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    企業と不動産のあり方の変化 ~「持たざる経営」から「持つ経営」へ ~

    毎回、当セミナーでお伝えしていることですが、誰もが知っている大企業も、実は不動産を活用して収益を上げ、経営を安定化させています。
    主に、「低利用地不動産」と「遊休不動産」を活用しているケースが多く、本業に影響しない範囲の不動産を活用しています。

    2000年代前半のCREブームでは、株価の低迷や負の遺産の精算期で企業の業績悪化に伴う資産の売却等が進み、不動産を「持たざる経営」がもてはやされていました。
    しかし、近年の経済回復基調の中で、事業会社の不動産に対する関心が高まり、不動産を「持つ経営」に変化し、不動産を「企業の成長・発展に寄与する手段」として活用する企業が増えています。

    どんな事業にも波があり、こうした際に不動産があれば、その「賃料」で本業以外での安定した収入を確保することができます。
    先ほどのように大企業も不動産を活用して収益を上げ、経営を安定化させていることを考えると
    不動産を「持つ(持っている)」企業が、永く安定した経営を続けている「強い企業」であるといえます。

    CRE戦略 ~ 不動産を所有する企業における不動産戦略の5つのアクションの具体策

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    CREとは、Corporate Real Estate の頭文字をとったもので、企業が所有する不動産 を指します。

    そして、企業と不動産の関わり方=CRE戦略 です。

    このCRE戦略の考え方としては、財務の視点・経営の視点・不動産の視点 の3つの視点を統合的に考えることが重要になります。

    その点を踏まえ、企業が所有する不動産を最大限有効に活用することにより、「企業価値の最大化」を図ることが可能なのです。

    不動産を所有する企業における不動産戦略の5つのアクション具体策

    企業が所有する不動産を活用する、とは具体的には以下のような具体策が考えられます。

  • 1) 遊休地の活用→ 例)かつての工場用地、倉庫に賃貸住宅を建設
  • 2) 低利用地活用→ 例)容積率を消化しきれていない物件の建替え(低階層自社店舗、高層階賃貸住宅)
    例)隣地の併合で、大型ビルを建築(地階~1階店舗、2~3階テナント、3~ホテル)
  • 3) コンバージョン→ 例)社宅の建替えを機に、同一敷地内に賃貸住宅を建設、社宅建替え費用に充当
  • 4) 新規購入→ 例)土地の購入+賃貸物件の建築
  • 5) 売却 / 遊休地、未利用地を売却
  • パートナー企業選びが大切

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日
    そうした企業の不動産戦略には、やはりパートナー企業選びが重要なポイントになります。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    企業の不動産戦略は、”今すぐ” でないことが多いので、普段から 長期的にパートナーシップを結んでおくことが大切です。
    規模や時期などの制限がつきものですので、財務状況などを含めた経営的な戦略を常日頃からわかっておいてもらう必要があるからです。

    また、不動産流通専業ではなく、総合的な不動産アドバイスができるかどうか、も必要です。

    そしてポイントは、「個人(担当者)」ではなく「企業」で選ぶということ。
    その企業が関わった事例はどうか(専門性) や、ずっと存続していける力のある企業なのかどうか(企業力)。
    長期パートナーになるべく、経験値が多く、30年先も存続している企業なのかどうか、が大切です。


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    第2部「パネルディスカッション」吉崎誠二氏 × 大鏡建設 入石垣

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    第2部は、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所 入石垣(大鏡建設)によるパネルディスカッション。
    第1部で 企業の不動産戦略について学んだ後は、実際にこれまで大鏡建設が手掛けたCREマネジメント事例をご紹介しながらのディスカッションです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    大鏡建設が手掛けた CREマネジメントの事例をいくつか ご紹介しました。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    今回も、実際の写真(CRE導入前・導入後など)を交えながら、

  • 依頼内容
  • 問題点・課題点
  • 提案内容(問題点・課題点をふまえ どのような提案を行ったか)
  • CREマネジメント組み立て図
  • 結果、どのような効果がでたのか
  • という 5つのポイントで入石垣より説明させていただき、吉崎誠二氏には不動産エコノミストの目線からコメントをいただきながらのディスカッションです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    参加企業の皆様からは、具体的な質問なども多く声をあげていただき、有意義なディスカッションとなりました。


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    参加者の皆様に事例集&施工実績集をプレゼント

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    今回は、参加いただいた方皆様に、大鏡CREがこれまで手掛けた実例をまとめた事例集及び大鏡建設の施工実績集をプレゼントさせていただきました。
    様々な活用パターンでご紹介していますので、自社の不動産状況に合わせて、参考にしていただければと思います。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

     

    その他 大鏡CREマネジメント研究所の概要・取り組みのご紹介

    最後に、大鏡CREの取り組みについてのご案内させていただき、

    どのようなフローで、どのようなデータをもとにマネジメントしていくのか、
    その企業のどこを「企業価値」として見出していくのか、をご説明させていただきました。

    参加企業様からの声(アンケートより抜粋)

    参加企業様に回答いただいたアンケートでは、

    「沖縄の今の現状、事例をたくさん紹介して頂き、とても良かったです。」

    「土地価格のピークが過ぎ、すでに不動産が売れなくなっている中、オリンピック後の不動産市況について、海外のデータなどから大変参考になった。」

    「県内の今後の動向について参考になりました。」

    「事例等の説明が分かりやすく良かった。」

    「沖縄県の不動産状況が大変参考になりました。」

    「不動産の有効活用事例を通して今後のマネジメント(組立て)がよく分かった。」

    「不動産活用の方法が色々あり、勉強になりました。」

    などのご感想をいただきました。ありがとうございました!

    また、
    参加企業様の興味関心がある事 をおたずねしたところ、


    ・自社不動産の有効活用について(社宅・倉庫・民泊・事務所移転・賃貸マンションなど)
    ・不動産を使って財務内容の改善、向上
    ・事業承継対策(不動産整理・株・税金対策・その他)

    といった点に関心が集まっている企業様が多かったです。

    皆様 お忙しい中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました!

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    次回 フォーシーズンセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.10 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.10
    日時:2020年5月下旬(予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきます。

    公式facebook

    公式twitter

    facebook や twitter では、セミナー情報のほか、CREに関するコラム・最新情報などを発信しております。
    ぜひ、いいね!やフォローをお願いいたします。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol9|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.9 2020年2月13日

    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CREセミナー vol.9 開催!

    大鏡CREセミナーvol9_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
    大鏡CREセミナーvol9_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
    大鏡CREセミナーvol9_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
    大鏡CREセミナーvol9_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設

    大鏡CREセミナーvol9_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー

     【お申込み】FAX 又は お電話の方

    FAX. 098-857-9857 / TEL. 0120-711-739

    ※FAXでのお申込み:下記セミナー案内PDFをダウンロード、必要事項をご記入の上 FAXください。

    ※参加〆切 2020年2月12日(水)まで 【お問い合わせ:大鏡CREマネジメント研究所・波平 まで】


    大鏡CREフォーシーズンズセミナーvol.9 "企業の持続的成長”につなげる不動産戦略セミナー

    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CRE フォーシーズンセミナーVol.8 報告

    ”企業の持続的成長につなげる” 不動産戦略とは

    大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンズセミナー vol.8 が 11月20日(水)沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)にて開催され、沖縄県内企業様(17社)に参加いただきました。

    第1部「最新版 全国と沖縄の不動産市況分析」

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    第1部では、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者である 吉崎誠二氏を講師に迎え、最新データを使った全国と沖縄の不動産市況の分析や、企業と不動産のあり方の変化や、不動産を活用した経営安定化戦略、中小企業における不動産活用 などについて講演いただきました。

    <第1部のポイント>

  • 2020年の不動産・経済・金融 市況予測
  • 企業の不動産活用事例の分析
  • 企業業績向上のための不動産との関わり方
  • 企業永続化のための不動産活用術
  • 近年の不動産市況と金利動向

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    沖縄県の地価公示の増減率を見ると、住宅地も商業地も引き続き上昇傾向が続くと思われます。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日
    日本では今年消費税が増税され、来年は東京オリンピックも開催されます。
    そうしたことも踏まえ、今後の不動産市況の見通しについても、お話しいただきました。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    都道府県別 地価公示増減率(住宅地)ランキングでは、沖縄県が全国1位となっており、しばらくこの傾向が続くと思われます。

    また、新築マンション及び築10年中古マンションの平均坪単価推移も、沖縄県は上昇が続いています。

    沖縄では、個人での賃貸住宅着工は下降傾向にありますが、
    企業の賃貸住宅着工は上昇傾向にあるといいます。

    企業と不動産のあり方の変化

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    毎回、当セミナーでお伝えしていることですが、誰もが知っている大企業も、実は不動産を活用して収益を上げ、経営を安定化させています。
    主に、「低利用地不動産」と「遊休不動産」を活用しているケースが多く、本業に影響しない範囲の不動産を活用しています。

    2000年代前半のCREブームでは、株価の低迷や負の遺産の精算期で企業の業績悪化に伴う資産の売却等が進み、不動産を「持たざる経営」がもてはやされていました。
    しかし、近年の経済回復基調の中で、事業会社の不動産に対する関心が高まり、不動産を「持つ経営」に変化し、不動産を「企業の成長・発展に寄与する手段」として活用する企業が増えています。

    どんな事業にも波があり、こうした際に不動産があれば、その「賃料」で本業以外での安定した収入を確保することができます。
    先ほどのように大企業も不動産を活用して収益を上げ、経営を安定化させていることを考えると
    不動産を「持つ(持っている)」企業が、永く安定した経営を続けている「強い企業」であるといえます。

    事業会社の不動産戦略

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日
    日本の国土の14%を法人が所有しているというデータがあり、そうした土地所有法人数は増えています。

    「安定感のある不動産」という観点でいうと、「住宅」が上げられます。
    賃貸住宅は賃借人の圧力が弱い(=家賃を下げて、とはいわない)ため、賃料が下がりにくいからです。

    特にワンルームマンションは景気が悪化しても賃料が下がりにくく、
    ワンルームマンションをまとめて持っていると安定した収益を上げることができます。

    持ち家比率の低い沖縄

    沖縄県は全国で一番持ち家比率の低い県であり、毎年下がり続けています。
    特に、親族世帯の持ち家比率が低く、これは県民性も大きく影響していると思われますが、
    逆に考えると、賃貸住宅に住む人が多い=賃貸住宅需要はしばらく良好であると予想されます。

    そうした沖縄の賃貸住宅ニーズに対し、経営安定力の高い「賃料」を得られる不動産を持つ、ということは
    沖縄の企業にとって大きな経営力になると考えます。

    また、不動産戦略を考えるときにベースとなるのが下記の状況です。
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    事業のライフサイクルと不動産活用

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日
    事業にはライフサイクルがあります。
    ライフサイクルと企業業績、財務状況を見ながら、不動産を活用していくことが大切です。

    パートナー企業選びが大切

    そうした企業の不動産戦略には、やはりパートナー企業選びが重要なポイントになります。

    企業の不動産戦略は、”今すぐ” でないことが多いので、普段から 長期的にパートナーシップを結んでおくことが大切です。
    また、規模や時期などの制限がつきものですので、財務状況などを含めた経営的な戦略を常日頃からわかっておいてもらう必要があるからです。

    また、不動産流通専業ではなく、総合的な不動産アドバイスができるかどうか、も必要です。

    そしてポイントは、「個人(担当者)」ではなく「企業」で選ぶということ。
    その企業が関わった事例はどうか(専門性) や、ずっと存続していける力のある企業なのかどうか(企業力)。
    長期パートナーになるべく、経験値が多く、30年先も存続している企業なのかどうか、が大切です。


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    第2部「パネルディスカッション」吉崎誠二氏 × 大鏡建設 波平

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    第2部は、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所 波平(大鏡建設)によるパネルディスカッション。
    第1部で 企業の不動産戦略ついて学んだ後は、実際にこれまで大鏡建設が手掛けたCREマネジメント事例をご紹介しながらのディスカッションです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    大鏡建設が手掛けた CREマネジメントの事例をいくつか ご紹介しました。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    今回も、実際の写真(CRE導入前・導入後など)を交えながら、

  • 依頼内容
  • 問題点・課題点
  • 提案内容(問題点・課題点をふまえ どのような提案を行ったか)
  • CREマネジメント組み立て図
  • 結果、どのような効果がでたのか
  • という 5つのポイントで波平より説明させていただき、吉崎誠二氏には不動産エコノミストの目線からコメントをいただきながらのディスカッションです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    参加企業の皆様からは、具体的な質問なども多く声をあげていただき、有意義なディスカッションとなりました。


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    参加者の皆様に事例集&施工実績集をプレゼント

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    今回は、参加いただいた方皆様に、大鏡CREがこれまで手掛けた実例をまとめた事例集及び大鏡建設の施工実績集をプレゼントさせていただきました。
    様々な活用パターンでご紹介していますので、自社の不動産状況に合わせて、参考にしていただければと思います。

     

    その他 大鏡CREマネジメント研究所の概要・取り組みのご紹介

    最後に、大鏡CREの取り組みについてのご案内させていただき、

    どのようなフローで、どのようなデータをもとにマネジメントしていくのか、
    その企業のどこを「企業価値」として見出していくのか、をご説明させていただきました。

    参加企業様からの声(アンケートより抜粋)

    参加企業様に回答いただいたアンケートでは、

    「本業以外に新たな収入源の確保も期待できそうな事例を分かりやすく知れてよかった」

    「実例を入れた内容で大変勉強になりました」

    「大変わかりやすかった」

    「実際の施工実績を知れてよかった。先生の話が分かりやすく、今後の沖縄の不動産事情を知れてよかった」

    「色々な事例を聞けて勉強になった」

    「沖縄と全国の不動産市況について非常に良く理解できました。ありがとうございます!」

    などのご感想をいただきました。ありがとうございました!

    また、
    参加企業様の興味関心がある事 をおたずねしたところ、

    ・不動産を使って財務内容の改善、向上
    ・自社不動産の有効活用について(社宅・倉庫・民泊・事務所移転・賃貸マンションなど)
    ・事業承継対策(不動産整理・株・税金対策・その他)

    といった点に関心が集まっている企業様が多かったです。

    皆様 お忙しい中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました!

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol8|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.8 2019年11月20日

    次回 フォーシーズンセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.9 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.9
    日時:2020年2月中旬(予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきます。

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    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CREセミナー vol.8 開催!

    大鏡CREセミナーvol8_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
    大鏡CREセミナーvol8_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
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    大鏡CREセミナーvol8_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設

    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー

     【お申込み】FAX 又は お電話の方

    FAX. 098-857-9857 / TEL. 0120-711-739

    ※FAXでのお申込み:下記セミナー案内PDFをダウンロード、必要事項をご記入の上 FAXください。

    ※参加〆切 2019年11月19日(水)まで 【お問い合わせ:大鏡CREマネジメント研究所・波平 まで】


    seminarchirashi_08ura

    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CRE フォーシーズンセミナーVol.7 報告

    ”企業の持続的成長につなげる” 不動産戦略とは

    大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンズセミナー vol.7 が 8月29日(木)沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)にて開催され、沖縄県内企業様(9社)に参加いただきました。

    第1部「データで読み解く 沖縄の不動産市況と企業の不動産戦略」
    キーワードは「遊休不動産」と「低利用不動産」。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    第1部では、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者である 吉崎誠二氏を講師に迎え、最新データを使った全国と沖縄の不動産市況解説や、全国で土地・建物を所有する法人の状況について、不動産を活用した経営安定化戦略、中小企業における不動産活用 などについて講演いただきました。

    好調が続いている沖縄のマンション坪単価

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日
    地方圏の新築マンション平均坪単価推移データを見ると、特に沖縄が一番高くなっています。(坪200万弱)
    つられるように、中古マンションの平均坪単価も上昇しており、商業地もあわせて しばらく好調が続くのではないかと予想されます。

    空き家数と将来人口数・単独世帯数

    最近の沖縄では、古い空き家がマンションや店舗などにどんどん建て替わっていく光景を目にします。東京などの都心でも同じことが起きています。
    一方で、全国の空き家数(空き家率)は年々増えており、今後も増えると予測されます。

    ご存知のように、日本の将来人口数は減少傾向にありますが、世帯数 特に単独世帯数は増えています。
    人口が減少すれば、住宅も減少すると考えがちですが、住宅は世帯で済むものですので、世帯が増えれば その分住宅も必要になります。

    特に、単独世帯(一人暮らし)は賃貸住宅に住む傾向がありますので、賃貸住宅は今後も必要とされることが予想されます。
    加えて、沖縄を含め 最近では外国人の移住も増えており、外国人の移住者も賃貸住宅に住むケースが多いですから、
    今後も賃貸住宅の需要は増えていくものと思われます。

    企業と不動産のあり方の変化

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日
    毎回、当セミナーでお伝えしていることですが、誰もが知っている大企業も、実は不動産を活用して収益を上げ、経営を安定化させています。
    主に、「低利用地不動産」と「遊休不動産」を活用しているケースが多く、本業に影響しない範囲の不動産を活用しています。

    2000年代前半のCREブームでは、株価の低迷や負の遺産の精算期で企業の業績悪化に伴う資産の売却等が進み、不動産を「持たざる経営」がもてはやされていました。
    しかし、近年の経済回復基調の中で、事業会社の不動産に対する関心が高まり、不動産を「持つ経営」に変化し、不動産を「企業の成長・発展に寄与する手段」として活用する企業が増えています。

    事業会社の不動産戦略

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日
    日本の法人総数の29.4%が、土地・建物の不動産を所有しており、そうした土地所有法人数は増えています。

    また、不動産戦略を考えるときにベースとなるのが下記の情況です。
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    パートナー企業選びが大切

    そうした企業の不動産戦略には、やはりパートナー企業選びが重要なポイントになります。
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    企業の不動産戦略は、”今すぐ” でないことが多いので、普段から 長期的にパートナーシップを結んでおくことが大切です。
    また、規模や時期などの制限がつきものですので、財務状況などを含めた経営的な戦略を常日頃からわかっておいてもらう必要があるからです。

    また、不動産流通専業ではなく、総合的な不動産アドバイスができるかどうか、も必要です。

    そしてポイントは、「個人(担当者)」ではなく「企業」で選ぶということ。
    その企業が関わった事例はどうか(専門性) や、ずっと存続していける力のある企業なのかどうか(企業力)。
    長期パートナーになるべく、経験値が多く、30年先も存続している企業なのかどうか、が大切です。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    第2部「パネルディスカッション」吉崎誠二氏 × 大鏡建設 入石垣佑浩

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    第2部は、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所 入石垣(大鏡建設)によるパネルディスカッション。
    第1部で 企業の不動産戦略ついて学んだ後は、実際にこれまで大鏡建設が手掛けたCREマネジメント事例をご紹介しながらのディスカッションです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    大鏡建設が手掛けた CREマネジメントの事例をいくつか ご紹介しました。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    今回も、実際の写真(CRE導入前・導入後など)を交えながら、

  • 依頼内容
  • 問題点・課題点
  • 提案内容(問題点・課題点をふまえ どのような提案を行ったか)
  • CREマネジメント組み立て図
  • 結果、どのような効果がでたのか
  • という 5つのポイントで入石垣より説明させていただき、吉崎誠二氏には不動産エコノミストの目線からコメントをいただきながらのディスカッションです。
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    参加企業の皆様からは、具体的な質問なども多く声をあげていただき、有意義なディスカッションとなりました。


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    参加者の皆様に事例集プレゼント

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    今回は、参加いただいた方皆様に、大鏡CREがこれまで手掛けた実例をまとめた事例集をプレゼントさせていただきました。
    様々な活用パターンでご紹介していますので、自社の不動産状況に合わせて、参考にしていただければと思います。

     

    その他 大鏡CREマネジメント研究所の概要・取り組みのご紹介

    最後に、大鏡CREの取り組みについてのご案内させていただき、

    どのようなフローで、どのようなデータをもとにマネジメントしていくのか、
    その企業のどこを「企業価値」として見出していくのか、をご説明させていただきました。

    参加企業様からの声(アンケートより抜粋)

    参加企業様に回答いただいたアンケートでは、

    「実例を基にした説明が良かった。」

    「民泊の事例があればもっと参考にしたいと思います。勉強になり、ありがとうございます。」

    「具体的な土地活用事例を聞けてイメージが持てた。」

    「事例を多く聞けて良かったです。」

    などのご感想をいただきました。ありがとうございました!

    また、
    参加企業様の興味関心がある事 をおたずねしたところ、

    ・自社不動産の有効活用について(社宅・倉庫・民泊・事務所移転・賃貸マンションなど)
    ・不動産を使って財務内容の改善・向上
    ・事業承継対策(不動産整理・株・税金対策・その他)

    といった点に関心が集まっている企業様が多かったです。

    皆様 お忙しい中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました!

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    次回 フォーシーズンセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.7 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.7
    日時:2019年11月下旬(予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきます。

    公式facebook

    公式twitter

    facebook や twitter では、セミナー情報のほか、CREに関するコラム・最新情報などを発信しております。
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    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol7|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.7 2019年8月29日

    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CREセミナー vol.7 開催!

    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー
    大鏡CREセミナーvol7_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
    大鏡CREセミナーvol7_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー|大鏡建設
    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー

    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー

     【お申込み】FAX 又は お電話の方

    FAX. 098-857-9857 / TEL. 0120-711-739

    ※FAXでのお申込み:下記セミナー案内PDFをダウンロード、必要事項をご記入の上 FAXください。

    ※参加〆切 2019年8月28日(水)まで 【お問い合わせ:大鏡CREマネジメント研究所・波平 まで】


    seminarchirashi_vol.7

    【企業は土地所有の有用性や土地の購入・売却についてどのように考えているのか?】CRE(企業不動産)コラム vol.10

    【企業は土地所有の有用性や土地の購入・売却についてどのように考えているのか?】

    企業は、土地所有の有用性や土地の購入・売却について現在どんな風に考えているのか?
    国土交通省が毎年調査している、「企業の土地所有・利用状況に関する意向調査」の最新レポートが今年の1月に公表されましたので、そのデータを分析しつつ、今後の企業と不動産の関わり方(つまりCRE戦略のあり方)について、いくつかのテーマに分けて検討してみたいと思います。

    この調査は8大都市に本社が所在する株式会社 4,000 社に対し、昨年11月にアンケート調査を行ったものです。この調査は平成5年から四半世紀にわたり行われているものですが、メディアが大きく取り上げることが少なく、それほど知られた調査ではありません。しかし、企業の不動産戦略を考える担当者の方々や企業に対して不動産戦略の提案を行う企業などは、かなり役に立つデータが揃っていますので、一読されることをお勧めします。

    テーマ1:未利用地について

    アンケート調査によると、自社所有地をもつ企業のうち、未利用地のある企業の割合は、15.6%となっています。この20年間を俯瞰すると概ね15~20%の間の数字となっています。

    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「企業は土地所有の有用性や土地の購入・売却についてどのように考えているのか?

    では、どうして未利用になっているのでしょうか?アンケート結果を見てみましょう。

    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「企業は土地所有の有用性や土地の購入・売却についてどのように考えているのか?

    未利用地となっている理由は、「売却を検討したが、売却に至っていない」が 34.0%で最も多く、次いで「利用計画はあるが、時期が来ていない」が 25.5%、「土地を資産として保有したい」が 20.2%となっています。
    最も多い理由の「売却を検討したが、売却に至っていない」は、ここ20年間理由のTOP1でした。「かつて高値で購入したため、売りたくても損切りできない」、「もう少し高値になるのを待つ」 のような、理由が考えられますが、これは大都市部での理由かもしれません。
    地方都市の郊外などでは、「売りたくても買い手がつかない」という理由などもあるかもしれません。このアンケートは、8大都市に本社を構える企業向けではありますが、こうした企業も地方部、郊外部に工場や倉庫などを持っていることも多いと思われます。

    では、未利用の土地を今後どうするのでしょうか?次のアンケート結果を分析してみましょう。

    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「企業は土地所有の有用性や土地の購入・売却についてどのように考えているのか?

    未利用地の今後の対応策としては、「売却する」が 43.2%と最も多くなった。次いで、「当面そのまま」が 29.5%、「賃貸する」が 12.6%、「利用計画に従い利用する」が 9.5%となっています。
    「使わないものは売却する」という回答が最も多いわけですが、これはCRE戦略としては最も一般的で効率的な考え方です。
    使っていないノンコアな資産は、まず「賃貸などとして活用する」ことで、収益を生む資産に変えることを検討してみます。そして、賃料等賃貸借条件を勘案して、「貸すよりも今手放す方が得」と判断すれば、「売却する」となります。
    アンケート結果で2番目に多い、「当面そのまま」は、問題ありの可能性もあります。自社の置かれている状況や、時流などを判断して「当面そのまま」だと言いうのですが、「問題先送り」というような感じで「当面そのまま」では、2000年代前半に見られたような「モノ言う株主からの突き上げ」のようなものがあるかもしれません。「問題先送り」のイメージで「未利用地を当面そのまま」にするのではなく、CRE戦略の専門家やあるいはこうした事例を数多く手がけた企業に相談するといいと思います。

    テーマ2:土地の売買について

    企業はどういう理由で土地を購入するのでしょうか。

    土地の購入(または購入検討)の目的では「自社の事務所・店舗用地」が 30.6%で最も多く、次いで「自社の工場・倉庫用地」が 27.6%、「賃貸用施設用地」が 24.1%、「自社の資材置場・駐車場・その他業務用地」が 18.8%となっています。
    理由1位の「自社の事務所・店舗用地」ですが、かつては土地購入理由の5割以上を占めた理由でしたが、近年右肩下がりで30%前後に留まっています。逆に「賃貸用施設用地」は 24.1%となっていますが、平成19年頃までは10%台前半の数字でした。このことから分かるように、企業の賃貸用物件の所有意欲が高いことがうかがえます。

    アンケートでは、1年以内に土地購入を予定(または検討)している企業に、その理由を尋ねています。「自社の事務所・店舗用地」が 28.9%で最も多かったのですが、マイナス7.7ポイントと大きく減らしています。2番目に多い理由は、「賃貸用施設用地」で、25.9%。こちらは、逆に前年度対比+ 11.9 と大幅に上昇しています。企業の賃貸用物件取得に意欲が高いことがうかがえます。土地購入を予定(または検討)している企業の、4社に1社は自社利用ではなく、そこに賃貸用物件を建てて、賃料収入を得ようとしているわけです。
    3位以降は、「自社の工場・倉庫用地」が 23.7%、「自社の資材置場・駐車場・その他業務用地」が 20.0%となっています。

    次に、売却についてです。
    土地の売却(または売却検討)の理由では、「土地保有コストの軽減」が 18.9%で最も多く、次いで「販売用地のため」が 17.9%、「資金調達や決算対策」が 14.7%となっています。

    では、売却(または売却検討)した土地の、それまでの利用形態はどんなものだったのでしょうか?
    1位は、「賃貸用施設用地」が 30.2%と最も多くなりました。次いで「自社の事務所・店舗用地」が 17.7%となっています。賃貸用施設はここ2~3年増えています。前項理由のうち、企業が「事業の資金調達や決算対策」に活用しているものと思われます。

    このように、ノンコア資産でお金を生みだす賃貸用物件は、所有していると賃貸収入があります。ここぞという時に売却すれば、大きな資金調達にもなる可能性があります。

    このアンケートから見て取れるように、昨今の企業は賃貸用物件を上手く活用する(あるいはこれからしようとする)ことで、企業業績の向上を目指している様子がうかがえます。

    不動産エコノミスト
    社団法人 住宅・不動産総合研究所 理事長
    吉崎誠二(よしざき せいじ)

    (株)船井総合研究所上席コンサルタント、RealEstate ビジネスチーム責任者、基礎研究チーム責任者 等を経て現職。不動産・住宅分野におけるデータ分析、市場予測、企業向けコンサルテーションなどを行っている。
    著書は『データで読み解く 賃貸住宅経営の極意』など多数。http://yoshizakiseiji.com

     

    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CRE フォーシーズンセミナーVol.6 報告

    ”企業の持続的成長につなげる” 不動産戦略とは

    大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンズセミナー vol.6 が 5月29日(水)沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)にて開催され、沖縄県内企業様(27社)に参加いただきました。

    第1部「データで読み解く 沖縄の不動産市況と企業の不動産戦略」
    キーワードは「遊休不動産」と「低利用不動産」。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    第1部では、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者である 吉崎誠二氏を講師に迎え、最新データを使った全国と沖縄の不動産市況解説や、全国で土地・建物を所有する法人の状況について、不動産を活用した経営安定化戦略 などについて講演いただきました。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    右肩上がりの沖縄県の地価

    沖縄県の地価公示増減率を見てみると、住宅地・商業地ともに、2014年以降上昇が続いています。
    都道府県別 地価公示増減率(住宅地)ランキングでは、沖縄が全国1位となっており、
    この傾向はしばらく続くのではないかと予想されます。

    不動産を「持たない」経営から「持つ」経営へ

    2000年代前半は、不動産を「持たない」経営が多く、持たざる経営、合理的な経営が行われていたと想定されます。
    しかし この4,5年では「持つ」経営へと変化してきており、その中で、遊休不動産・低利用地の活用が進んできています。

    日本の国土の14%を所有する「法人」

    わが国の企業不動産の資産規模推計データによると、国土面積の14%が法人所有不動産であることがわかります。
    そして近年では、特に中堅企業・中小企業の新規土地取得(投資)が増加傾向にあり、そうした背景から 土地所有法人数がグッと増加しています。

    インフレ対応の「収入源」

    不動産戦略を考えるときに以下の点がベースとなります。

  • 企業業績、財務状況の見直し
  • 事業のライフサイクル(変化に伴うフレキシブルさ)
  • 今後必要となる不動産の分析
  • 売上における固定部分の割合
  • 経済や不動産のマーケット状況
  • こうした点を押さえていても、経済状況によっては インフレが進む場合もあります。
    そんなインフレ対応としても、所有不動産による賃料などの収入源があれば 経営を安定化させ、持続維持が可能なのです。

    パートナー企業選びが大切

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    最後に、CRE戦略のパートナー選びについて。
    企業の不動産戦略は、”今すぐ” でないことが多いので、普段から 長期的にパートナーシップを結んでおくことが大切です。
    いざ 必要に迫られた際に、単純な「売り・買い」ではないので、財務状況などを含めた経営的な戦略を常日頃からわかっておいてもらう必要があるからです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    また、不動産流通専業ではなく、総合的な不動産アドバイスができるかどうか、も必要です。

    そしてポイントは、「個人(担当者)」ではなく「企業」で選ぶということ。
    その企業が関わった事例はどうか(専門性) や、ずっと存続していける力のある企業なのかどうか(企業力)。
    長期パートナーになるべく、経験値が多く、30年先も存続している企業なのかどうか、が大切です。

    第2部「パネルディスカッション」吉崎誠二氏 × 大鏡建設 波平 正弓

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    第2部は、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所 波平(大鏡建設)によるパネルディスカッション。
    第1部で 企業の不動産戦略ついて学んだ後は、実際にこれまで大鏡建設が手掛けたCREマネジメント事例をご紹介しながらのディスカッションです。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    大鏡建設が手掛けた CREマネジメントの事例をいくつか ご紹介しました。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    今回も、実際の写真(CRE導入前・導入後など)を交えながら、

  • 依頼内容
  • 問題点・課題点
  • 提案内容(問題点・課題点をふまえ どのような提案を行ったか)
  • CREマネジメント組み立て図
  • 結果、どのような効果がでたのか
  • という 5つのポイントで波平より説明させていただき、吉崎誠二氏には不動産エコノミストの目線からコメントをいただきながらのディスカッションです。
    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    参加企業の皆様からは、具体的な質問なども多く声をあげていただき、有意義なディスカッションとなりました。


    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    参加者全員に事例集プレゼント

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    今回は、参加いただいた方皆様に、大鏡CREがこれまで手掛けた実例をまとめた事例集をプレゼントさせていただきました。
    様々な活用パターンでご紹介していますので、自社の不動産状況に合わせて、参考にしていただければと思います。

     

    その他 大鏡CREマネジメント研究所の概要・取り組みのご紹介

    最後に、大鏡CREの取り組みについてのご案内させていただき、

    どのようなフローで、どのようなデータをもとにマネジメントしていくのか、
    その企業のどこを「企業価値」として見出していくのか、をご説明させていただきました。

    参加企業様からの声(アンケートより抜粋)

    参加企業様に回答いただいたアンケートでは、

    「当社も不動産を所有しており、運用について今後の計画の参考になると思った」

    「遊休地活用、低利用地活用が参考になった。」

    「講師の分析と事例発表が具体的で 理解することができた」

    「那覇市周辺のCRE事情が知れて為になった。」

    「多種多様なCRE実例が良かった」

    「会社で不動産を経営するにあたり全体の内容が少し理解できた事、具体的な話も良かった。」

    「トータル的に取り組んでいることに感心しました。」

    などのご感想をいただきました。ありがとうございました!

    また、
    参加企業様の興味関心がある事 をおたずねしたところ、

    ・自社不動産の有効活用について(社宅・倉庫・民泊・事務所移転・賃貸マンションなど)
    ・不動産を使って財務内容の改善・向上
    ・人材確保対策(事業規模の拡大・福利厚生の充実・その他)

    といった点に関心が集まっている企業様が多かったです。

    皆様 お忙しい中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました!

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    次回 フォーシーズンセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.7 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.7
    日時:2019年8月下旬(予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきます。

    公式facebook

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    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol5|企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー vol.6 2019年5月29日

    【企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー】大鏡CREセミナー vol.6 開催!

    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー
    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー
    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー
    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー

    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー

     【お申込み】FAX 又は お電話の方

    FAX. 098-857-9857 / TEL. 0120-711-739

    ※FAXでのお申込み:下記セミナー案内PDFをダウンロード、必要事項をご記入の上 FAXください。

    ※参加〆切 2019年5月28日(火)まで 【お問い合わせ:大鏡CREマネジメント研究所・波平 まで】


    大鏡CREセミナーvol6_企業の持続的成長につなげる不動産戦略セミナー申込チラシ

    【不動産投資の地震リスクの大きさとしっかり備えておく必要性】CRE(企業不動産)コラム vol.9

    【不動産投資の地震リスクの大きさとしっかり備えておく必要性】

    2018年は6月に大阪と群馬で、9月に北海道と大きな地震がいくつも起きました。日本は地震大国と言われ、これまでもそして将来的にも地震が多く起こると言われています。今回は、不動産投資において地震とどう向き合えばいいかを考えていきたいと思います。

    新耐震基準は震度〇まで耐えられる?

    「新耐震基準」とは、建築物の設計において適用される地震に耐えることのできる構造の現行の基準で、1981年6月1日以降の建築確認において適用されている基準で、「中規模の地震(震度5強程度)に対しては、ほとんど損傷を生じず、極めて稀にしか発生しない大規模の地震(震度6強か ら震度7程度)に対しては、人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じないことを目標としたもの」です(国土交通省資料より)。
    一方で、旧耐震基準に関しては、震度5強程度の揺れでも建物が倒壊しないような構造基準として設定されていました。

    過去の地震でのマンションの被害状況は?倒壊はあったのか?

    では、実際に過去の大地震で、新耐震、旧耐震の被害状況はどの程度だったのでしょうか。

    ■阪神大震災 兵庫県耐震基準別建物被災状況
    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「不動産投資の地震リスクの大きさとしっかり備えておく必要性」

    ■東日本大震災 宮城県耐震基準別建物被災状況

    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「不動産投資の地震リスクの大きさとしっかり備えておく必要性」

    (東京カンテイ「東日本大震災 宮城県マンション 被害状況報告(2012年)」より作成)

    マンションに関して総じていえば、新耐震基準と旧耐震もそれほど大きな違いはなさそうです。とはいえ、両地震とも「被害無」の割合はあまり変わらないですが、「大破」「中破」を比べるとやはり新耐震基準の方が被害は少ないようです。

    被害を最小限に抑えるための物件選び、3つのポイント

    最近の日本の地震から考えると、特定のエリアが安全・危険だと予測が出来るわけではなく、日本全体、どこで地震が起きてもおかしくないような状況と言えます。つまり、地震が起きること自体は防げないので、万が一起こったとしても出来るだけ被害を最小限に抑えられるようなエリア・物件を選ぶことが重要となってきます。

    そのためには…
    ①出来るだけ耐震性能に優れた物件にする
     旧耐震よりも新耐震、さらに言えば、制震・免震構造ならなおさらいいでしょう。
    ②地盤の強い物件を選ぶ
     最近では、各自治体もハザードマップを公開していますし、また、地盤情報を無料で検索できるサイトなどもあるので、ひとつの指標として確認しておくことも重要です。
    ③周辺環境についても把握しておく
     例えば、すぐ隣に建つマンションが地震で倒壊してしまったら…おそらく、所有物件もある程度の被害が発生してしまうでしょう。また、周辺が密集した木造住宅だった場合、万が一地震によって火災が発生してしまったら…と、該当物件だけではなく、周辺の物件や状況も把握しておくようにしましょう。

    地震保険でどれくらい保障されるの?

    それでも、地震が起きて被害が生じてしまった時のことを考えて、地震保険でリスクヘッジをするということも可能です。しかし、いくつか注意点があります。
    まずは、保障される額についてです。ご存じの方が多いと思いますが、地震保険は単独では加入できず、火災保険のセットとなり、その保険金額も火災保険の保険金額を基準として、30%~50%の範囲で設定ができ、建物が5000万円、家財は1000万円が限度となります。そして、それが地震の際、実際にどれくらい支払われるかどうかの基準ですが、2017年1月1日の契約以降は以下の4段階になりました。

    全 損:地震保険の保険金額の100%…時価額が限度
    大半損:地震保険の保険金額の60%…時価額の60%が限度
    小半損:地震保険の保険金額の30%…時価額の30%が限度
    一部損:地震保険の保険金額の5%…時価額の5%が限度

    それでは、2016年に起きた熊本地震では、地震保険のどれくらいが地震保険でカバーされたのでしょうか?損害保険料率算出機構が被災率(地震保険の支払件数を契約件数で除した割合)を公表しています。
    熊本県全体では、全損4.1%、半損26.5%、一部損42.5%と認定され保険金が支払われました。また、被害のあった熊本県と大分県で、震度別に比較すると以下の通りです。

    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「不動産投資の地震リスクの大きさとしっかり備えておく必要性」

    (損害保険料率算出機構「2016年熊本地震による地震保険の被災率」より筆者作成)

    これを見ると、被害の全部を地震保険でカバーできるわけではなく、期待するほどの保障が得られそうにないというのが現状のようです。

    また、保険料の負担も大きいです。地震保険の保険料は、保険対象である建物および家財を収容する建物の構造、所在地により以下のように算出されます。

    ■保険金額1,000万円あたり保険期間1年につき (単位:円)
    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「不動産投資の地震リスクの大きさとしっかり備えておく必要性」

    この2点を把握した上で、慎重に地震保険の加入を検討した方がよいでしょう。

    地震と向き合う

    地震を回避することはできません。地震リスクに対しては、万が一起こってしまった時に、「被害を最小限に抑えるにはどうしたらいいのか」という基準で考えるといいでしょう。また、地震保険に関しては、もちろん入っていれば安心ではありますが、キャッシュフローとのバランスやいざという時に支払われる保険金がどれくらいなのかをしっかりと把握した上で、慎重に判断するようにしましょう。

    不動産エコノミスト
    社団法人 住宅・不動産総合研究所 理事長
    吉崎誠二(よしざき せいじ)

    (株)船井総合研究所上席コンサルタント、RealEstate ビジネスチーム責任者、基礎研究チーム責任者 等を経て現職。不動産・住宅分野におけるデータ分析、市場予測、企業向けコンサルテーションなどを行っている。
    著書は『データで読み解く 賃貸住宅経営の極意』など多数。http://yoshizakiseiji.com