「 過去35年沖縄県ではどれくらいの賃貸住宅が建築されたのか 」DKY不動産レポートvol.37

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「  過去35年沖縄県ではどれくらいの賃貸住宅が建築されたのか 」DKY不動産レポートvol.37


今月のTOPICSデータ
過去35年沖縄県ではどれくらいの賃貸住宅が建築されたのか

定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

・ 沖縄県中古マンション成約状況
・ 沖縄県中古マンション新規登録状況
・ 沖縄県中古マンション在庫状況

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

今月のトピックス
過去35年沖縄県ではどれくらいの賃貸住宅が建築されたのか

過去35年沖縄県ではどれくらいの賃貸住宅が建築されたのか

復帰直前 1970年の沖縄県の人口は約94.5万人でした。その後増加を続け2020年(最新の国勢調査)では約145.7万人と1.5倍以上の人口となっています。それに伴い、沖縄県の住宅を取り巻く環境は大きく変化、とくに集合住宅が増えました 。

また、沖縄県は全国の都道府県別では賃貸住宅に住む世帯の割合が最も高く、半数以上の世帯は賃貸住宅に住んでいます。

 ここでは、バブル期以降に沖縄県内でどれくらいの賃貸住宅(貸家)が建築されたのかを見てみましょう。

沖縄県 貸家住宅着工戸数の推移(賃貸住宅) 

上のグラフは1988年から2024年までの沖縄県内での貸家(賃貸住宅)の新設着工戸数の推移を新しています(年単位)。東京や大阪などの本土大都市圏では80年代後半から90年代には相当数の賃貸住宅が建築されましたが、沖縄県ではバブル期の様相は少なく6000千戸程度(1棟20室で換算すれば300棟)となっています。祖その一方で2000年代前半に大きく増えて1万戸をこえる年が出始めます。ミニバブル期は沖縄では大きな盛り上がりは少なく、その後2012年~19年あたりに賃貸住宅建築ラッシュとなります。そのは一気に減り21年~23年は過去35年間で最低水準となりました。賃貸住宅適地不足が大きな要因と思われます。24年は多少増えましたが、以前築浅物件が少ない状況が続いています。そのため需要は旺盛ながら物件が少ない状況が続いています。賃貸住宅建築を建てる予定の方にとっては、かなりの追い風が吹いている状況と思われます。

Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

■沖縄県中古マンション成約状況

出典:(公財)東日本不動産流通機構

<成約件数>

平均成約㎡単価

■沖縄県 中古マンション新規登録状況

<新規登録件数>

<平均新規登録㎡単価>

<対新規登録成約率>

※当月成約件数÷当月新規登録件数

<成約価格と新規登録価格の差(㎡単価)>

※新規登録価格ー成約価格

■沖縄県 中古マンション在庫状況

<在庫件数>

<平均在庫㎡単価>

<対前月在庫成約率>

※当月成約件数÷前月在庫件数

<成約価格と在庫価格の差(㎡単価)>

※在庫価格ー成約価格

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

■沖縄県貸家着工戸数

出典:国土交通省


※本レポートは不動産に関して参考となる情報の提供を目的としています。
本レポートはあくまでも過去の情報であり将来の市場環境や不動産に関する投資の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません
※本レポートに掲載している情報に関しては、万全を期しておりますが、その正確性を保証するものではありません。

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