今月のTOPICSデータ
「最新の建築工事費の状況」
定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート
・ 沖縄県中古マンション成約状況
・ 沖縄県中古マンション新規登録状況
・ 沖縄県中古マンション在庫状況
Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数
今月のトピックス
「最新の建築工事費の状況」
■最新の建築工事費の状況
ここ10年以上、全国的に建築工事費は上昇を続けています。沖縄県においても同様に上昇しています。建築工事現場数が多く、職人の人手不足が続く沖縄県では全国平均以上に上昇をしているようです。
ここでは、どれくらい建築工事費が上昇しているのかを、最新の工事費デフレーターの数字をもとに見てみましょう。
■建設工事費デフレーター:建て方別前年同月比の推移(2020年1月~)

(国土交通省「建設工事費デフレーター」より作成)」
上のグラフは、20年1月以降の住宅の工事費デフレーターを建て方別に見たものです。ウッドショックと言われ、原材料費が高騰した21年、22年には工事費が急騰していることがわかります。その後上昇幅は縮まりましたが、下がることなく推移しています。また、24年以降は再び上昇率が拡大していることもわかります。人手不足による人件費の高騰が要因と思われます。
■■建設工事費デフレーター(住宅総合)の推移(2015年度基準)

(国土交通省「建設工事費デフレーター」より作成)」
次に、2015年の年間平均を100として(2015年基準)建築工事費(住宅総合)デフレーターをみてみれば、2016年以降の長期間価格上昇が続いていることがわかります。
トランプ大統領による追加関税策の導入など、円安傾向が続きそうなこと、輸入元での物価上昇が続きそうなこと、などから引き続きこの傾向が続くことは確実と思われます。
定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート
■沖縄県中古マンション成約状況
出典:(公財)東日本不動産流通機構
<成約件数>

<平均成約㎡単価>

■沖縄県 中古マンション新規登録状況
<新規登録件数>

<平均新規登録㎡単価>

<対新規登録成約率>
※当月成約件数÷当月新規登録件数

<成約価格と新規登録価格の差(㎡単価)>
※新規登録価格ー成約価格

■沖縄県 中古マンション在庫状況
<在庫件数>

<平均在庫㎡単価>

<対前月在庫成約率>
※当月成約件数÷前月在庫件数

<成約価格と在庫価格の差(㎡単価)>
※在庫価格ー成約価格

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数
■沖縄県貸家着工戸数
出典:国土交通省

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