「 拡大する那覇広域住宅圏 」DKY不動産レポートvol.34

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「 拡大する那覇広域住宅圏 」DKY不動産レポートvol.34


今月のTOPICSデータ
拡大する那覇広域住宅圏

定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

・ 沖縄県中古マンション成約状況
・ 沖縄県中古マンション新規登録状況
・ 沖縄県中古マンション在庫状況

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

今月のトピックス
拡大する那覇広域住宅圏

拡大する那覇広域住宅圏

全国的に地価上昇が続いていますが、中でも沖縄県の住宅地地価(基準地価)は、上昇率でみれば9年連続で都道府県別でトップとなっています。

 県内の地価を細かくみれば、ここ数年の上昇率は、地価の最も高い那覇市よりも、宮古島や石垣島、恩納村といった観光客に人気の地域の上昇が目立っており、那覇市の上昇率よりも沖縄県全体平均の伸び率の方が大きくなっています。ここでは、本島中心部での住宅地地価の動向を見てみましょう。

那覇市・浦添市 基準地価変動率(住宅地) 直近6年間の推移

出典:総務省「住宅・土地統計調査」

上のグラフは県南部の中心地である那覇市と浦添市の過去6年分の基準地価の変動率です。比較として沖縄県全体の変動率のグラフも重ねています。2018年・19年には住宅地地価が大きく上昇しましたが、20年はやや上昇率が減少、その後コロナ禍の影響を受けて伸びが大きく鈍化しました。その後22年から再び上昇率が拡大しています。また、グラフをみれば、那覇市と浦添市の住宅地地価の上昇率がこの6年間ほぼ同じであることが分かります。浦添市は、すでに住宅地という視点では那覇市と一体化しているということでしょう。

住宅地における那覇広域市街地は、那覇市の住宅価格上昇にともない、浦添市・豊見城市に広がり、すでに糸満市北部、南風原町辺りにも拡大傾向となっており、住宅地における那覇広域圏は、さらに広がる可能性があるでしょう。

定点観測データ

Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

■沖縄県中古マンション成約状況

出典:(公財)東日本不動産流通機構

<成約件数>

平均成約㎡単価

■沖縄県 中古マンション新規登録状況

<新規登録件数>

<平均新規登録㎡単価>

<対新規登録成約率>

※当月成約件数÷当月新規登録件数

<成約価格と新規登録価格の差(㎡単価)>

※新規登録価格ー成約価格

■沖縄県 中古マンション在庫状況

<在庫件数>

<平均在庫㎡単価>

<対前月在庫成約率>

※当月成約件数÷前月在庫件数

<成約価格と在庫価格の差(㎡単価)>

※在庫価格ー成約価格

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

■沖縄県貸家着工戸数

出典:国土交通省


※本レポートは不動産に関して参考となる情報の提供を目的としています。
本レポートはあくまでも過去の情報であり将来の市場環境や不動産に関する投資の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません
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