「全国と沖縄県の24年基準地価の動向」DKY不動産レポートvol.32

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「全国と沖縄県の24年基準地価の動向」DKY不動産レポートvol.32


今月のTOPICSデータ
24年最新 基準地価(全国と沖縄県)の状況

定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

・ 沖縄県中古マンション成約状況
・ 沖縄県中古マンション新規登録状況
・ 沖縄県中古マンション在庫状況

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

今月のトピックス
24年最新 基準地価(全国と沖縄県)の状況

24年最新 基準地価(全国と沖縄県)の状況

9月17日に国土交通省より、令和6年分(24年分)の基準地価が公表されました。

2024年都道府県地価調査では、全国平均で、全用途平均・住宅地・商業地のいずれも3年連続で上昇、すべて昨年を上回る上昇率となりました。

全用途平均は1.4%の上昇(昨年は+1.0%、一昨年は+0.3%)。住宅地は0.9%の上昇(昨年は+0.7%一昨年は+0.1%)で3年連続のプラスとなりました。商業地は2.4%の上昇(昨年は+1.5%一昨年は+0.5%)となりました。2017年から2019年まで3年連続の上昇のあと、新型コロナウイルスの影響を受けて、マイナスでしたが、22年以降3年連続してプラスになりました。

3大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)では、全用途平均、住宅地、商業地、いずれも上昇、上昇幅も拡大しています。住宅地は3年連続、商業地は12年連続の上昇となりました。

基準地価は都道府県が主体となって調査(都道府県地価調査)が行われます。価格時点は7月1日となっており、地価公示(公示地価)の価格時点が1月1日ですから、ちょうど半年経過した中間時点での地価動向とも言えます。

以下、沖縄県内の動向を見てみましょう。

沖縄県の基準地価:変動率の推移(住宅地:2019~24年)

出典:国土交通省 都道府県地価調査

沖縄県の基準地価:変動率の推移(商業地:2019~24年)

出典:国土交通省 都道府県地価調査

上のグラフは19年から24年まで5年間の、沖縄県と那覇市の住宅地・商業地の変動率の推移を示しています。

24年の住宅地の上昇率は5.8%、前年は4.9%でしたので上昇幅が拡大しました。都道府県別にみれば、16年以降9年連続して上昇率トップとなっています。直近10年で驚くほどの上昇幅となってきましたが、まだまだ伸びると思われます。

また、商業地の上昇率は6.1%、前年は4.8%でしたのでこちらも上昇幅が拡大しております。

グラフをみれば分かるように商業地は、新型コロナウイルスの影響を強く受けましたが、だいぶ上昇率が戻ってきました。しかし、25年以降はまだ上昇幅は拡大するものと思われます。

定点観測データ

Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

■沖縄県中古マンション成約状況

出典:(公財)東日本不動産流通機構

<成約件数>

平均成約㎡単価

■沖縄県 中古マンション新規登録状況

<新規登録件数>

<平均新規登録㎡単価>

<対新規登録成約率>

※当月成約件数÷当月新規登録件数

<成約価格と新規登録価格の差(㎡単価)>

※新規登録価格ー成約価格

■沖縄県 中古マンション在庫状況

<在庫件数>

<平均在庫㎡単価>

<対前月在庫成約率>

※当月成約件数÷前月在庫件数

<成約価格と在庫価格の差(㎡単価)>

※在庫価格ー成約価格

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

■沖縄県貸家着工戸数

出典:国土交通省


※本レポートは不動産に関して参考となる情報の提供を目的としています。
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