「沖縄県内における 賃貸市場動向」DKY不動産レポートvol.30

  • お知らせブログ記事
「沖縄県内における 賃貸市場動向」DKY不動産レポートvol.30


今月のTOPICSデータ
沖縄県内における 賃貸市場動向

定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

・ 沖縄県中古マンション成約状況
・ 沖縄県中古マンション新規登録状況
・ 沖縄県中古マンション在庫状況

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

今月のトピックス
沖縄県内における 賃貸市場動向

沖縄県内における 賃貸市場動向

沖縄県の賃貸市場について最前線で業務を行っている方々はどのように見ているのでしょうか?(公社)沖縄県不動産鑑定士協会が年に2回(5月・11月)に行っているアンケート調査(DI調査)から状況を見てみましょう。

沖縄県不動産市況DI(賃貸動向)の推移

出典:公益社団法人沖縄県不動産鑑定士協会「沖縄県の地価と不動産取引動向に関するアンケート調査結果 」

グラフは2014年1月から24年5月までの賃貸市場の動向に関するDI調査です。よれぞれの項目について「良い、上昇」などのポジティブな回答、「横ばい」、「悪い・下落」などのネガティブな回答を差し引きして±0を基準としてプラス圏かマイナス圏かで状況が判断できます。

グラフを見れば、コロナ禍で大きく落ち込んでいましたが、22年以降はプラス圏で推移しています。特に共同住宅(賃貸住宅)は、賃料・稼働率ともかなり高水準で推移しており、プラス40ポイントを超えています。賃貸住宅の新規供給が少なく、需要が旺盛なため、賃料は都市部や一部離島などで右肩上がりに上昇していることがうかがえます。

また、店舗においては、国内外の観光客が激減する等、コロナ禍の影響を強く受けましたが、こちらは23年以降回復し、共同住宅ほどではないものの好調さが伺えます。特に店舗賃料の上昇が顕著なようです。

24年後半にさしかかりましたが、沖縄県内における住宅・店舗とも賃貸市場は引き続き好調が続くことは間違いないでしょう。

定点観測データ

Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

■沖縄県中古マンション成約状況

出典:(公財)東日本不動産流通機構

<成約件数>

平均成約㎡単価

■沖縄県 中古マンション新規登録状況

<新規登録件数>

<平均新規登録㎡単価>

<対新規登録成約率>

※当月成約件数÷当月新規登録件数

<成約価格と新規登録価格の差(㎡単価)>

※新規登録価格ー成約価格

■沖縄県 中古マンション在庫状況

<在庫件数>

<平均在庫㎡単価>

<対前月在庫成約率>

※当月成約件数÷前月在庫件数

<成約価格と在庫価格の差(㎡単価)>

※在庫価格ー成約価格

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

■沖縄県貸家着工戸数

出典:国土交通省


※本レポートは不動産に関して参考となる情報の提供を目的としています。
本レポートはあくまでも過去の情報であり将来の市場環境や不動産に関する投資の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません
※本レポートに掲載している情報に関しては、万全を期しておりますが、その正確性を保証するものではありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。