【沖縄県中古マンション市場の今】DKY不動産レポートvol.10

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【沖縄県中古マンション市場の今】DKY不動産レポートvol.10

今月のTOPICSデータ
沖縄県中古マンション市場の今

定点観測データ
Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

・ 沖縄県中古マンション成約状況
・ 沖縄県 中古マンション新規登録状況
・ 沖縄県 中古マンション在庫状況

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

今月のトピックス
沖縄県中古マンション市場の今

昨今は減少傾向にある中古マンション成約件数

東日本レインズより発表された沖縄県の中古マンション成約状況によると、最新の8月は15件、前年比42.3%と大幅に下落、8月は一般的には成約件数が下がる傾向にありますが、それでも、東日本レインズでの集計が始まった2018年以降で過去2番目に少ない成約数となりました。

データを見ると、沖縄県の中古マンション成約件数は、2021年後半から減少傾向にあると言えます。

背景には何があるのでしょうか?

図表1)沖縄県中古マンション成約件数

需給関係はタイトな状態?

新規登録の状態と比較した際の需給関係について見ていきましょう。

ここでより傾向を分かりやすくするため、月ごとに差が出る両者の数値を12カ月移動平均で均した状態にして比較していきます。

まず、成約倍率とは当月の成約件数の何倍新規に登録されているかを示したものです。
倍率が低いほど、需給関係がタイトであることを示しています。

図表3は、価格乖離率で、成約平均価格が当月新規登録された物件の平均価格からどれくらい乖離しているかを示しており、価格が下がれば下がるほど、需給関係がゆるやかである状態であると言えます。

これを見ると、両者とも最近は需給逼迫傾向(需要はあるが供給が追い付いていない)にあると言えそうです。

図表4)成約㎡単価の推移

この需給逼迫状態は、成約価格に少し反映されています。

成約㎡単価でみると、月ごとの推移で大きな変化はありませんが、前年同月比では、図表1の成約件数ではマイナスになる月が多いですが、図表4の成約㎡単価ではプラスになる月が多いようです。

沖縄県の中古マンション市場は、新規登録件数が少なく、需給逼迫状態にあると言えそうです。

定点観測データ

Ⅰ 沖縄中古マンション流通レポート

■沖縄県中古マンション成約状況

■沖縄県 中古マンション新規登録状況

■沖縄県 中古マンション在庫状況

Ⅱ 沖縄県住宅着工戸数

■沖縄県貸家着工戸数


※本レポートは不動産に関して参考となる情報の提供を目的としています。
本レポートはあくまでも過去の情報であり将来の市場環境や不動産に関する投資の運用成果等を示唆あるいは保証するものではありません
※本レポートに掲載している情報に関しては、万全を期しておりますが、その正確性を保証するものではありません。

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