「本業における不動産の最適化」セミナー報告

  • お知らせセミナー情報記事
「本業における不動産の最適化」セミナー報告

「本業における不動産の最適化」セミナー開催しました。

2022年6月17日に「本業における不動産の最適化」セミナーを開催いたしました。
おかげをもちまして盛況のうちに終了することができました事をこの場を借りて御礼申し上げます。

次回セミナーは9月に行う予定です、開催決定次第、告知をさせて頂きます。

CREセミナーは年4回開催し、講師には不動産エコノミストである「社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長 吉崎誠二氏」をお招きして講演を行っております。

第1部 吉崎誠二氏(講演)

1部は「地価動向や金利、株式、経済の見通し」から「世界の傾向から見た日本のインフレ動向」など、今知っておきたい今後の沖縄を、日本・世界の視点で読み解いた興味深い講演でした。

地価の変動から、今後の不動産市況の予測、政策金利とインフレについてもふれ、日本経済の動きとアメリカの経済の動きや、政策金利の上げ下げによるインフレ、デフレの動き、現在の日本の資本主義経済についてなども語って頂きました。

経済・情勢ともに不安な現在、世界の流れとして現物への価値が高まっていることや
その為に、金(GOLD)や不動産といった「物」へ信頼が集まってきているなど時流を読み解いた解説は興味深いものでした。

それらを踏まえた上で、今後の経済の動きとして「企業がどう立ち回るかがキーワード」「企業は世の中の動きから、現物である不動産とどう付き合っていくのかを深く考えることが必要になってきている」など、熱く語っていただきました。

第2部 吉崎誠二氏×大鏡建設 パネルディスカッション

第2部では主に

企業視点で解説「沖縄の不動産市況の現実」

企業における不動産の最適化

大鏡CREが手がけた実例

以上の内容を吉崎誠二氏と大鏡建設 入石垣によるディスカッション形式にて解説を行いました。

そもそも、企業と不動産との付き合い方とは?

2000年代前半では、企業は「持たざる経営」として不動産を手放す流れがありました、しかし最近ではコロナ等で経営が苦しくなった時に下支えとなった会社も少なくなく、「不動産を所有するという事も視野に入れた考え。」について解説頂きました。

沖縄県の事業用地として使える「用途地域」の割合(業種により異なります)が全体の4割弱というデータや、県内地価の上昇についての記事を見ていただき、事業用地の貴重性についてご理解していただきました。

以上を踏まえ、「企業における不動産の最適化」について実際に手掛けた事例を紹介しながら、「最適化」を行うために我々がどういったお手伝いが出来るか、等を具体的な説明を行いました。

質疑応答では、事例についての深堀した内容や、ここでしか聞けない裏話などもあり、参加者の皆様も満足いただけたセミナーになったのではないかと思います。

講師紹介

不動産エコノミスト

吉崎 誠二
Seiji Yoshizaki

社団法人 
住宅・不動産総合研究所  理事長 

全国主要新聞(全国紙・地方紙)、テレビ局、ラジオ局などのメディア、各種団体・協会 等の主催セミナーで不動産市況・住宅購入・不動産投資・土地活用、その他不動産・住宅に関する様々な講演を行っております。

【ポッドキャストで配信中!】
ラジオNIKKEI 帯番組「吉崎誠二の5時から”誠”論」
(毎週月~水曜日17:00~17:50)
ラジオNIKKEI レギュラー番組「吉崎誠二のWarm Up 830」
(月曜日8:30~)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。