【ホテル業B社様】県道の街路拡幅工事のため、新設してホテル業を継続したい。

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【ホテル業B社様】県道の街路拡幅工事のため、新設してホテル業を継続したい。

ご依頼内容

県道の街路拡幅工事のため、敷地面積が50坪ほど道路に収用され、現ホテルは解体される予定。そこで残った土地に新設し、ホテル業を維持したいとの相談。

お客様の抱えていた課題

1. 道路拡幅により建替えになった場合、本業のホテル経営を継続するボリュームが確保できない(部屋数、大浴場、レストランが取れない。)
2. 土地の名義がB社のみでなく、複数の共有名義になっていた。

弊社が提案した解決策

1. 建て替えた場合、ホテル業としては採算が合わないため、別方法での活用を打診した。
2. 近隣で医療法人Z社が営んでいる老人介護施設が手狭になり、移転先を探していたため、その施設に賃貸した場合でのシュミレーションを行なった。
3. 土地の賃貸では、思うほどの収益を確保できないため、建て貸しによる賃貸経営を勧めた。
4. 条件交渉の中で、医療法人Z社に建設協力金の打診協議を行った。

組み立て概要図

解決策による経済効果

1. 土地がよかったため、希望通りの賃料交渉を行えた。
2. ホテルB社を解散し、新設法人を設け新体制へ移行(複雑な権利関係株を清算。)
3. 土地が関係者以外の敷地もあったので、一部土地の買い取りを行い 整理できた。
4. 建設協力金も協議できたので、総投資額を抑えることができた。
5. 新設法人が賃貸業の見通しがついたことで、次のホテル業での展望を考えることができるようになった。

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