【賃貸住宅の建て替え】CRE(企業不動産)コラム vol.8

【賃貸住宅の建て替え】

日本では賃貸物件の建て替え期を迎えており、建て替えは今後かなり増えると思われます。

 沖縄県においても、その傾向が出始めると思います。1972年に日本復帰、そして1970年代後半くらいから住宅環境も徐々に整備されて賃貸住宅の建築数も増えてきました。沖縄県における賃貸住宅のほとんどがRC造であるため、耐久性の点からすると大きな問題はありませんが、見た目、住設機器等の古さは否めません。そうなると、賃貸住宅としての競争力は大きく低下してしまいます。
 沖縄県における賃貸住宅も建て替え期をむかえています。今回は賃貸住宅の建て替えの概要について考えてみます。

ライフスタイルの変化も自宅戸建て住宅の建て替えの大きな要因

一般的な自らが住む戸建て住宅については、築年数が40年を超えた辺りから、建て替えや取り壊し、もしくは物件を手放すなどと言った、次ステップをどうするかについて検討され始めます。
 自宅物件の築年数が40年を超える頃にこうした検討を始めるというのは、建物そのものの老朽化・破損などがトリガーとなることがほとんどだと思います。
しかし、それ以外に要因があることも多いようです。家族環境の変化(具体的には、子供の結婚、進学等)により、このままこの家に住み続けることがベストなのか、という疑問がわき始めます。こうしたライフスタイルの変化の方が建物の老朽化より大きな要因になることも多いようです。

賃貸住宅の建て替え要因

大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「賃貸住宅の建て替え」|大鏡建設

 

 一方、賃貸住宅の建て替えの要因となるのは、老朽化でしょう。そして、その老朽化を意識するトリガーとなるのが、空室が目立つようになること、入居者様客付けに時間がかかること等があげられます。「空室が増えているのは、やっぱり、ウチの賃貸住宅はもう古いかな。。」というオーナー様の声が聞こえてきます。
 大都会の超人気エリ以外では、築30年を超えた賃貸住宅は競争力を失っていきます。築30年というと1988年施工の物件です。バブル景気の上昇機運の真っただ中に建てられた賃貸物件の中には豪華な仕様のものもあります。しかし、現在はスマホやPCで物件探しをする時代です。物件内覧に行く前に、ネットで条件を入れて検索し、そこで出てきたものの中から選んで、不動産会社さんに問い合わせるという流れです。この条件では、立地条件を除けば、賃料、広さ(間取り)、築年数でまず、ふるいにかけます。〇万円以下、〇〇㎡以上、築〇〇年以内、という感じです。「実際は古さを感じないいい物件だけど、物件案内が入らない・・」となってしまう例も多いようです。
 
 空室の増加は、賃料下落につながります。こうした悪循環が収まらないなら、いっそ建て替えを行おう!とすぐ決めれればいいですが、たいていはそんなわけにはいきません。ちなみに、いうまでもありませんが、大型リフォームをすれば、見違えるように新しい賃貸住宅になりますが、表記の築年数は変わりません。
空室増、賃料下落は賃貸住宅経営の収益を悪化させます。建物の残債務や該当エリアの将来の賃貸需要などあらゆる要因から判断して、「大丈夫」となれば、建て替えステージに進むといいでしょう。

賃貸住宅の建て替えの流れ

 自宅と異なり、「普通賃貸借契約」あるいは「定期借家契約」に基づいた賃借人がいる建物を建て替える訳ですから、これら賃借人の方の了解が必要です。ここが大きなハードルになります。賃借人の方々がすぐに了承してくだされればいいですが、時に弁護士の方に依頼する必要もあるかもしれません。
また、ある時点から順次、入居者を募集しない部屋が出てきますので、その際の収益が悪化することも考慮しなければなりません。
 
 下図は一般的な賃貸住宅建て替えの流れ(概要)を示したものです。

大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「賃貸住宅の建て替え」賃貸住宅の建て替えの流れ|大鏡建設

 

ここで、示したように検討を始めたら、まず管理会社もしくは施工会社に相談してみましょう。 
建て替えて、そのエリアに賃貸住宅需要がこの先30年以上十分にあるのか?競合する物件の数の予測は?など 今後の予測をきっちり立てなければなりません。それで納得すればGOとなります。その後先に述べた賃借人(入居者様)との折衝を経て、取り壊しを行います。この後の新たな賃貸住宅を建てることになります。

不動産エコノミスト
社団法人 住宅・不動産総合研究所 理事長
吉崎誠二(よしざき せいじ)

(株)船井総合研究所上席コンサルタント、RealEstate ビジネスチーム責任者、基礎研究チーム責任者 等を経て現職。不動産・住宅分野におけるデータ分析、市場予測、企業向けコンサルテーションなどを行っている。
著書は『データで読み解く 賃貸住宅経営の極意』など多数。http://yoshizakiseiji.com

 

【不動産からの賃料収入で会社経営を担保する】CRE(企業不動産)コラム vol.7

【不動産からの賃料収入で会社経営を担保する】

 全国的に不動産価格が高止まりしています。沖縄も例外ではありません。

2018年の住宅地地価公示の価格上昇率は沖縄県がトップでした。新築マンション価格(坪単価)は、ここ5年で大きく上昇し、それを追いかけるように中古マンション価格(坪単価)も、上昇を続けています。

 言うまでもありませんが、不動産デベロッパーは、不動産を仕入れ多少の手を加えて仕上げを行って、販売しています。また、不動産業者の中には、主に転売を中心に行っている企業もあります。長く続く不動産価格上昇期には、例えばビルや土地を購入して、少し時間をおいて、それを転売し、利ザヤを取るというシンプルなビジネスモデルです。こうした企業は大都市部には意外に多いものです。

優良な自社不動産で 社員の雇用維持

 最近、こうした企業の中には、転売用に仕入れたの中で優良な不動産の転売を止めて、自社保有を進めているところも増えているようです。その意図は、この先の不動産市況が不透明で、いつまで今のような好景気が続くか分からない、その時に備えているわけです。同種の企業経営者と話をしていると、現在の社員の雇用を維持できる分の賃料収入を得ることをイメージしていました。たとえ、売り上げがなくても、所有する物件から得られる収益で、社員の雇用が維持できるという体制です。

 

大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム「不動産からの賃料収入で会社経営を担保する」

 

不動産保有と長期安定企業 の関係

 少し詳しく見てみましょう。

賃料収入-借入返済―OPEX(管理運営費用)が収益です。

この収益が物件ごとにありますので、それらを合計(プラスマイナス)します。ただし、賃料収入は、空室リスクや賃料下落のリスクがあります。また、返済が終われば収益は大きく善良します。
一方で、固定費用は割合が大きなものでは、人件費(福利厚生など含む)、オフィス関連費用(賃料など)です。この二つの差し引きがプラスになれば、いいわけです。

空室リスクや家賃下落リスク他収益不動産には多少のリスクがつきものですが、それらが回避できれば、理論上「つぶれない会社」になるわけです。
不動産賃料からの収益で企業の安定が担保されると、営業活動でのプラス分は、新たに企業拡大のための投資(人材、新規事業など)に回すことができます。このサイクルに入れば、企業成長が大きく期待できます。

 こうした例の代表格は、三井・三菱・住友 ・・・・といった財閥企業です。

長期安定企業を目指すのなら、不動産を保有すること、これは黄金律です。

不動産エコノミスト
社団法人 住宅・不動産総合研究所 理事長
吉崎誠二(よしざき せいじ)

(株)船井総合研究所上席コンサルタント、RealEstate ビジネスチーム責任者、基礎研究チーム責任者 等を経て現職。不動産・住宅分野におけるデータ分析、市場予測、企業向けコンサルテーションなどを行っている。
著書は『データで読み解く 賃貸住宅経営の極意』など多数。http://yoshizakiseiji.com

 

【中小企業が行う業績向上のための不動産戦略】大鏡CRE フォーシーズンセミナーVol.4 報告

不動産を通じて「企業価値の向上を図る」CRE戦略とは

大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンズセミナー vol.4 が 8月23日(木)沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)にて開催され、自社不動産の活用や不動産を活用し財務内容の改善や向上など CRE(企業不動産)戦略について取り組もうとしている沖縄県内企業様(11社)にお越しいただきました。

第1部「企業が行う不動産戦略と不動産投資の極意」

大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|吉崎誠二氏 大鏡建設

 

第1部では、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者である 吉崎誠二氏を講師に迎え、最新データを使った全国と沖縄の不動産市況解説や、企業の不動産戦略の考え方、企業が所有する不動産の有効活用の具体策などについて講演いただきました。

大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|吉崎誠二氏 大鏡建設

 

不動産を「持たない」経営から「持つ」経営へ

2000年代前半は、不動産を「持たない」経営が多く、持たざる経営、合理的な経営が行われていたと想定されます。
しかし 最近では「持つ」経営へと変化しています。不要な不動産、使っていない不動産、またはあまり効果的に使われていない不動産は思い切って処分する。一方で、本業以外の収益としての不動産賃料収入を得ている企業が多くなっているのです。

賃貸住宅需要と賃貸住宅経営、不動産投資について

日本全体の人口は減少傾向にありますが、将来世帯数・将来単身世帯数予測データによると、沖縄県においては2035年くらいまでは上昇傾向にあります。
また、他の都道府県に本社を置く事業所数データによると、那覇市が全国で 増加率トップとなっています。
これは、那覇市に支社が増えている=本社から赴任してくる人も増えている ことを表しています。

つまり、この2つのデータから、沖縄県においては、賃貸住宅の需要が増えるということが予想され、
インフレに強い賃貸経営ということも、企業の不動産活用において有効になることが考えられます。

パートナー企業選びが大切

最後に、CRE戦略のパートナー選びについて。
企業の不動産戦略は、”今すぐ” でないことが多いので、普段からのつきあいが大切になってきます。
そしてポイントは、「個人」ではなく「企業」で選ぶということ。
その企業が関わった事例はどうか や、ずっと存続していける力のある企業なのかどうか。

「売りましょう」「買いましょう」ではなくて、経営戦略と関連づけたアドバイスをしてくれるかどうか、が大切なのです。

第2部「パネルディスカッション」吉崎誠二氏 × 大鏡建設 波平正弓

大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|パネルディスカッション 吉崎誠二氏 大鏡建設

 

第2部は、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所 波平(大鏡建設)によるパネルディスカッション。
第1部で CRE(企業不動産)について学んだ後は、実際にこれまで大鏡建設が手掛けたCREマネジメント事例をご紹介しながらのディスカッションです。

大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|パネルディスカッション 吉崎誠二氏 大鏡建設

 

大鏡建設が手掛けた CREマネジメントの事例をいくつか ご紹介しました。

大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|パネルディスカッション 吉崎誠二氏 大鏡建設

 

今回も、実際の写真(CRE導入前・導入後など)を交えながら、

  • 依頼内容
  • 問題点・課題点
  • 提案内容(問題点・課題点をふまえ どのような提案を行ったか)
  • CREマネジメント組み立て図
  • 結果、どのような効果がでたのか
  • という 5つのポイントで波平より説明させていただき、吉崎誠二氏には不動産エコノミストの目線からコメントをいただきながらのディスカッションです。

    大鏡建設では、これまで数多くのCREマネジメントをさせていただきましたが、改めて企業の不動産活用の方法は様々であることがわかります。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|パネルディスカッション 吉崎誠二氏 大鏡建設

     

    その他 大鏡CREマネジメント研究所の概要・取り組みのご紹介

    最後に、大鏡CREの取り組みについてのご案内させていただき、

    どのようなフローで、どのようなデータをもとにマネジメントしていくのか、
    その企業のどこを「企業価値」として見出していくのか、をご説明させていただきました。

    参加企業様からの声(アンケートより抜粋)

    参加企業様に回答いただいたアンケートでは、

    「遊休地、低利用地活用事例等があり 理解しやすかった」

    「初めて聞く内容で、興味深かった。」

    「不動産事業 戦略の糸口が見えた。」

    「具体的事例の紹介があり、理解が生まれた」

    などのご意見をいただきました。ありがとうございました!

    また、
    参加企業様の興味関心がある事 をおたずねしたところ、

    ・自社不動産の有効活用について(取得、賃貸、売却)
    ・不動産を使って財務内容の改善・向上
    ・事業承継時の不動産の引継ぎ

    といった点に関心が集まっている企業様が多かったです。

    具体的には、

    「今の工場が狭くなったので新しく物件がほしい」

    「事務所移転後の旧本社の土地・建物の活用を考えている」

    などのコメントも頂戴しています。

    皆様 旧盆期間中のお忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました!

    次回 フォーシーズンセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.5 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.5
    日時:2018年11月20日(火)14:00~ (予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきます。

    公式facebook

    公式twitter

    facebook や twitter では、セミナー情報のほか、CREに関するコラム・最新情報などを発信しております。
    ぜひ、いいね!やフォローをお願いいたします。

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナーvol4|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略セミナーvol.4 2018年8月23日|吉崎誠二氏 大鏡建設

    【中小企業が行う業績向上のための不動産戦略】 大鏡CRE必聴セミナーVol.4(不動産活用・投資編) 開催します!

    前回も 多くの企業様にご参加いただいた 大鏡CREセミナーの第4回が開催されます!

    第1部は、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者・吉崎誠二氏を東京より講師に迎え、最新のデータによる全国と沖縄の不動産市況の解説や 企業の業績向上と不動産戦略の関係性について、企業所有の不動産の有効活用の具体策 などを語っていただきます。

    そして第2部では、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所スタッフによるパネルディスカッション。大鏡建設が手掛けた実例をディスカッション形式で解説するほか、大鏡CREマネジメント研究所の取組みと ご提案までのフローについて ご説明させていただきます。

    前回セミナーでも パネルディスカッションでの実例紹介が「CRE初心者でも わかりやすい」と好評。実際の写真をみながら、組み立てについてご説明しますので 初めてCRE戦略を考えておられるという企業様にはぜひご参加いただきたいと思います。

    ————————————————————————————————
    【中小企業が行う業績向上のための不動産戦略】大鏡CRE必聴セミナーVol.4

    日時:2018年8月23日(木)
    14:00~16:20 (13:30 受付)
    会場:沖縄県立博物館・美術館(1F美術館講座室)
    定員:30名様限定
    申込み:以下よりお申込みPDFをダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、
    FAX 又は 記載されているフリーダイヤルにお電話にてお申込みください。

    cre seminar vol4 right

    cre seminaer vol4 left

    申込みPDF
    お問合せ:大鏡CREマネジメント事業部 (担当:波平)
    0120-711-739 (フリーダイヤル)


    セミナーのレポートをみる
    大鏡CREマネジメント 法人セミナー|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略2018年8月23日 大鏡建設|セミナー報告

    次回 大鏡CRE 法人向け 不動産活用セミナー vol.4 について

    次回 大鏡CRE 法人向けセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.4 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.4
    日時:2018年8月23日(木)14:00~ (予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 追って(7月末~8月上旬予定)
    大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきますので
    今しばらく お待ちください。

    ◆公式facebook

    ◆公式twitter

    facebook や twitter では、セミナー情報のほか、CREに関するコラム・最新情報などを発信しております。
    ぜひ、いいね!やフォローをお願いいたします。

    大鏡CRE ROK ラジオ出演中【2018年7月2・9日】

    ROK『ユーグラデーションタイムチョイス‼』番組内の大鏡建設ミニコーナー「DAIKYO eyes(ダイキョウ アイズ)」で
    7/2・9 大鏡CREマネジメント研究所の紹介をしています。

    謝花・波平が、CRE(企業不動産)戦略について わかりやすくお伝えしています。

    ~ 主な内容 ~
    ・7月2日(月)5月に開催されたCREセミナーの振り返り
    ・7月9日(月)不動産活用で経営を安定化する とは

    1週間のスタート、月曜 18:05~ ぜひ耳を傾けてください!

    ROKラジオ 大鏡建設のミニコーナー【DAIKYO eyes】

    【中小企業が社宅を持つメリットとは?】CRE(企業不動産)コラム vol.6

    【中小企業が社宅を持つメリットとは?】

    有効求人倍率の高い「売り手市場」が続いています。
    現在の採用売り手市場は、新卒・中途採用ともに見られる傾向のようです。首都圏では、高い有効求人倍率がつづいており、それに呼応するように人口流入が増えています。首都圏への人口流入は、これまでの関東各県、甲信越、東北地方だけでなく、近年増えているのは、関西圏からの流入です。

    沖縄県下の場合、現在、復帰後最高の有効求人倍率を示していますが、県外からの流入が増えているという状況にありません。

    大鏡CREコラムvol6|中小企業が社宅を持つメリットとは?|沖縄県における有効求人倍率と転入超過数の推移

    しかし、採用活動は急に行っても、「求める人材」からの応募がくることはありません。

    多くの企業から「もう少し採用が上手くいけば、事業拡大がスムーズなのに・・」という声が聞かれますが、こうした「売り手市場」状況下では、企業は応募者を増やすためにいろんな工夫を行い、転職者、就職活動者から、「選ばれる企業」になる必要があります。
     
     新卒学生が企業選びの際に重視する雇用条件項目に、住居関連の福利厚生が充実しているか?があげられることは、よく知られたことです。新卒入社の方々への給与は、概ね横並びで大差がないので、急用以外の恩恵をどれくらい受けられるかを知りたいという思いです。最近では新卒で就職して、3~5年内に転職する方も多く(第二新卒)こうした、転職希望者も、これに含まれると言えます。

  • 社宅があるか?
  • 住居手当はいくらか?
  • 何歳まで(入社何年目まで)住居手当はでるのか?
  • 等が、これにあたります。

    中小企業で社宅を持っている企業はそれほど多くないようですが、しかし、今後採用を強化していきたい中小企業、あるいは採用において苦戦することが多いような業界の企業等では、応募者への入社の魅力を高めるために、社宅を持つことを検討している企業も多いようです。また、自社で社宅を所有しないとしても、企業が10~20程度の部屋があるマンションを1棟丸ごと賃貸して、各部屋を社宅と社員に貸すような事例も増えているそうです。

    また、住居手当を出す企業は、大企業ではほぼそれに該当しますが、最近では積極的に採用を行っている中小企業の多くが、住居手当を出しているようです。手当の額は、概ね賃料の20%程度(上限額あり)が多いようです。

     社宅以外にも、中小企業が取り組む採用力強化策とし、「魅力あるオフィス作り」があげられます。

    魅力あるオフィスとは、2つのポイントがあります。
    1つ目は立地条件がいいこと。オフィス街として人気があること、あるいは最寄駅から近いことです。車中心の地方都市では、車でのアクセスがよいこととも言い換えられます。また、車通勤主体の企業では、駐車スペースがちゃんと確保されていることも、魅力あるオフィスです。

    もう一つの魅力は、オフィスそのものの魅力です。

    大鏡CREマネジメント研究所|CREコラム vol.6 中小企業が社宅を持つメリットとは?

     

    働きやすい執務スペース、打ち合わせスペースが工夫されており充実している、休憩スペースが確保されている等です。

    最近では子供を持つ女性も積極的に働いておりますので、近くに保育所があるのも魅力です。大企業など、多くの女性を採用している企業では、オフィス内に育児スペースを設ける企業も増えてています。

    このように、働きやすい環境を作ることは、採用力の強化につながります。
     
     採用力強化のために、自社が所有する、(あるいは自社が賃貸している)ワークスペースにお金をかけることも、CRE戦略の一環です。

     企業が業績向上のためには、人材という戦力が必要です。そのために、企業は従業員の住まいのサポートを行ったり、働く環境を改善したりする。こうしたCRE戦略は、いまや大企業だけでなく、中小企業も積極的に行う時代になってきました。

     

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナー開催について 沖縄建設新聞 で掲載【2018年5月30日(水)】

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナー「中小企業が行う業績向上のための不動産戦略」開催について

    2018年5月30日の 沖縄建設新聞 に、大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナー開催について 掲載いただきました。

    大鏡CREマネジメント研究所 法人向け不動産活用セミナー開催|沖縄建設新聞 20180530

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナー開催について 琉球新報 で掲載【2018年5月24日(木)】

    大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナー「中小企業が行う業績向上のための不動産戦略」開催について

    2018年5月24日の 琉球新報 に、大鏡CRE 法人向け不動産活用セミナー開催について 掲載いただきました。

    大鏡CREマネジメント研究所 法人向け不動産活用セミナー開催|琉球新報 20180524

    【中小企業が行う業績向上のための不動産戦略】大鏡CRE フォーシーズンセミナーVol.3 報告

    不動産を通じて「企業価値の向上を図る」CRE戦略とは

    大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンズセミナー vol.3 が 5月23日(水)沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)にて開催され、自社不動産の活用や不動産を活用し財務内容の改善や向上など CRE(企業不動産)戦略について取り組もうとしている沖縄県内企業様(20社)にお越しいただきました。

    第1部「企業が行う不動産戦略と不動産投資の極意」

    大鏡CRE(企業不動産)セミナーvol.3|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略|講師 不動産エコノミスト 吉崎誠二氏

     

    第1部では、経営コンサルタントで不動産エコノミストの第一人者である 吉崎誠二氏を講師に迎え、全国と沖縄の不動産市況分析や企業不動産(CRE)の現状、なぜいま企業は積極的に不動産投資を行うのか、などについて講演いただきました。

    大鏡CRE(企業不動産)セミナーvol.3|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略

     

    CRE(企業不動産)戦略とは何か、具体的にどういったアクションが必要なのか、依頼するパートナー企業はどんな企業がよいのか、また 不動産を活用した経営安定化戦略についてもお話いただきました。

    会社の事業にはライフサイクルがあり、世の中の流れや時代の変化により成長期・成熟期があれば 衰退期もやがてやってきます。
    そうした 事業のライフサイクルを見据えながら 経営を安定化させるには、所有する不動産の活用が欠かせません。

    例えば、遊休地や低利用地を活用し、住宅やテナントとして賃貸することで 定期的に賃料を得られ、
    本業が多少 落ち込んでしまったときにも 賃料収入があることで経営を安定化させることができるからです。
    住宅などの賃料は インフラ時にもさほど影響を受けない傾向にあるという点がポイントになります。

    第2部「パネルディスカッション」吉崎誠二氏 × 大鏡建設 謝花喜彦

    大鏡CRE(企業不動産)セミナーvol.3|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略|パネルディスカッション 大鏡建設 CRE事例紹介

     

    第2部は、吉崎誠二氏と大鏡CREマネジメント研究所 謝花(大鏡建設)によるパネルディスカッション。
    第1部で CRE(企業不動産)について学んだ後は、実際にこれまで大鏡建設が手掛けたCREマネジメント事例をご紹介しながらのディスカッションです。

    大鏡CRE(企業不動産)セミナーvol.3|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略|パネルディスカッション 大鏡建設 CRE事例紹介

     

    CREマネジメントとして いくつかの事例を中心にご紹介しました。

    大鏡CRE(企業不動産)セミナーvol.3|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略[spacing height=

     

    今回も、実際の写真(CRE導入前・導入後など)を交えながら、

  • 依頼内容
  • 問題点・課題点
  • 提案内容(問題点・課題点をふまえ どのような提案を行ったか)
  • CREマネジメント組み立て図
  • 結果、どのような効果がでたのか
  • という 5つのポイントで謝花より説明させていただき、吉崎誠二氏には不動産エコノミストの目線からコメントをいただきながらのディスカッションです。

    大鏡建設では、これまで数多くのCREマネジメントをさせていただきましたが、改めて企業の不動産活用の方法は様々であることがわかります。

     

    その他 大鏡CREマネジメント研究所の提案資料・レポートのご紹介

    最後に、大鏡CREの取り組みについてのご案内や、実際にCREマネジメントを導入する際の
    ・ヒアリングシート
    ・各種分析シート(現状分析、経営分析等)
    などをご紹介し、

    どのようなフローで、どのようなデータをもとにマネジメントしていくのか、
    その企業のどこを「企業価値」として見出していくのか、をご説明させていただきました。

    参加企業様からの声(アンケートより抜粋)

    参加企業様に回答いただいたアンケートでは、

    「インフレになっても 経営を安定化することが可能だということがわかった。」

    「全く初めてなので 不動産について少し分かり ためになった。」

    「具体的で分かりやすく とてもよかったです。また次回も参加したい。」

    「CREについての理解が深まりました。」

    「実例がわかりやすかった。」

    「不動産活用で多角化、経営の安定化 という部分が気になった。」

    「前回の内容を踏まえながら 違がった視点から話を聞けたのがよかった」

    「企業価値を高めるため不動産戦略が必要と感じられた。事例を交えての説明が分かりやすかった」

    「現在のマーケットの内容が知れてよかった」

    などのご意見をいただきました。ありがとうございました!

    また、
    参加企業様の興味関心がある事 をおたずねしたところ、

    ・不動産を使って財務内容の改善・向上
    ・自社不動産の有効活用について(取得、賃貸、売却)
    ・事業承継時の不動産の引継ぎ

    といった点に関心が集まっている企業様が多かったです。

    その他、次回以降のセミナー内容について 貴重なご意見を頂戴しました。

    ありがとうございました!

    次回 フォーシーズンセミナー開催について

    次回の大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.4 は以下で予定しております。

    ■ 大鏡CREマネジメント研究所 フォーシーズンセミナー vol.4
    日時:2018年7月24日(火)14:00~ (予定)
    場所:沖縄県立博物館・美術館(1F 美術館講座室)予定

    内容等 くわしくは 大鏡CREマネジメント研究所webサイトのほか、公式facebook、公式twitter でご案内させていただきます。

    公式facebook

    公式twitter

    facebook や twitter では、セミナー情報のほか、CREに関するコラム・最新情報などを発信しております。
    ぜひ、いいね!やフォローをお願いいたします。

    大鏡CRE(企業不動産)セミナーvol.3|中小企業が行う業績向上のための不動産戦略